ヨガ哲学

この左上の写真の「バガヴァット・ギーター」はヒンドゥーの叙事詩のマハーバーラタにその一部として収められています。ギーターとはサンスクリットで詩を意味し、バガヴァン、すなわち「神の詩」と訳すことができます。


バガヴァッド・ギーターはパーンダヴァ軍の王子アルジュナと、彼の導き手であり御者を務めているクリシュナとの間に織り成される二人の対話という形をとっています。このクリシュナの主張する戦士としての行動規範の中には、「離脱に対する様々な心構えと、それに至るための手段との間の対話」が織り込まれています。


このバガヴァット・ギーターは私たちの人生で困難なことが起きた時、手助けとなる1冊となるでしょう。

 

この右上の写真の「ヨーガスートラ」とはインド哲学の1派であるヨーガ学派の根本経典です。成立は2-4世紀頃でパタンジャリによって編纂されました。『スートラ』は『糸』の意味であり、糸のようにパタンジャリが説いた短い言葉を連ねたものです。


「ヨーガとは心の働きを抑制することである」の定義から始まり、三昧に至るまでの具体的方法としての8階梯と、その背景にある思想が述べられます。

 

このヨーガスートラを読み解くことによって、ヨガ哲学を理解できるようになり、ヨガにおける最終的な理解が深まっていくのです。


興味がある方はご質問おまちしております。